liquid

コーヒー豆の選び方

焙煎から選ぶ

コーヒー豆の焙煎具合

 

コーヒーは生の豆を焙煎し、熱を加えることによって化学反応を起こし、茶色く香り豊かな豆になります。焙煎をどれだけ強く・深くするかによって、風味が変わります。

焙煎が浅いものは酸味が強く苦味が弱くなり、焙煎が深いものは苦味が強く酸味が弱くなります。

当店おすすめローストは、

浅煎り:ミディアムロースト 中煎り:ハイロースト 深煎り:シティーロースト

豆の特徴を活かした焙煎になります。

 

 

 

香り 酸味 甘味 コク 苦味 ミディアムロースト 当店標準焙煎 浅煎り おすすめ
香り 酸味 甘味 コク 苦味 ハイロースト 当店標準焙煎 中煎り おすすめ
香り 酸味 甘味 コク 苦味 シティーロースト 当店標準焙煎 深煎り おすすめ
香り 酸味 甘味 コク 苦味 イタリアンロースト
香り 酸味 甘味 コク 苦味 シナモンロースト
香り 酸味 甘味 コク 苦味 フルシティーロースト
香り 酸味 甘味 コク 苦味 フレンチロースト
コーヒー豆の焙煎は、浅煎りから深煎りまで 7 段階 シナモン ロースト 香り 3 苦味 1 酸味 5 コク 1 甘味 2 ミディアム ロースト 香り 4 苦味 1 酸味 5 コク 1 甘味 4 ハイロースト 香り 5 苦味 1 酸味 4 コク 1 甘味 4 シティロースト 香り 5 苦味 1 酸味 3 コク 1 甘味 5 フルシティ ロースト 香り 4 苦味 4 酸味 2 コク 4 甘味 4 フレンチ ロースト 香り 3 苦味 4 酸味 2 コク 5 甘味 2 イタリアン ロースト 香り 3 苦味 5 酸味 1 コク 5 甘味 2 中煎り 深煎り 浅煎り 酸味が強い 苦味が強い おすすめ おすすめ おすすめ

自分の味覚を知り、コーヒー豆を選ぶ

味覚の傾向は、苦味が好きな人、バランス良くマイルドな味わいが好きな人、軽くスッキリとした酸味が好きな人に分かれます。

苦みや深いコクが好きな人は深煎り、マイルドな味わいが好きな人は中煎り、軽くスッキリとした酸味が好きな人は浅煎りがおすすめです。

 

 

爽やかな酸味 が好きな人 軽くスッキリした味わい が好きな人 浅煎り
程よい酸味とコク が好きな人 バランスの取れた マイルドな味わいが好きな人 中煎り
豊かな苦味 が好きな人 深いコク が好きな方 深煎り

産地から選ぶ


国別の風味の違い

コーヒーは国により味の傾向が異なります。同じ国でも産地や農園・精製方法でも味が異なりまが、世界を4つの地域に分け把握すると、自分の好みが見つけやすくなります。

 

アジアエリア 主な生産国 インドネシア 強いボディーと苦味が特徴。コスパよし。 タイ パプアニューギニア ベトナム
中米エリア 主な生産国 グアテマラ ナッツ系の風味。コーヒー感が豊な万人受け する味。 コスタリカ ホンジュラス パナマ エルサルバドル
南米エリア 主な生産国 ブラジル ナッツ系の風味。コーヒー感が豊な万人受け する味。 コロンビア ペルー
アフリカエリア 主な生産国 エチオピア 強いボディとフルーティさの両立。 果実味を感じる風味が強い。 タンザニア ケニア ブルンジ ルワンダ

品種から選ぶ

 

アラビカ種は品質(香り、味)が優れていて、世界のコーヒー市場の70~80%を占めています。ロブスタ種は病害虫に強く低地栽培が可能な為、生産量が安定。比較的安価で缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料としてしようされています。リベリカ種は、現在はほとんど生産されていません。

アラビカ種 色々・・・

ティピカ種、ブルボン種、カトゥーラ種、ムンドノーボ種、パカラマ種、ゲイシャ種

 

 

コーヒー豆は大きく分けて3つの品種があります。

 

アラビカ種
カネフォラ (ロブスタ)種
リベリカ種

豆のグレードから選ぶ

 

 

その年の最も優れたコーヒーを決める品評会で入賞したまめ に与えられる称号です。入賞したコーヒーはネットオークション にかけられ、高値がつきます。開催していない国も多いが 徐々に増えている。 特別な生産条件が生み出す際だった風味を持つコーヒー。 豆の個性が際立ち、風味が豊か。 Top of top の品質。 生産地域や農園などが限定されている特殊なグレードのコー ヒー。 産地規格のみで最も多く流通するグレード。 安価な低級品のコーヒー。ロブスタ種も含まれ、インスタント コーヒーや缶コーヒーなどに使用される。 ローグレード コモディティ プレミアム スペシャリティ カップオブエクセレンス (COE)

精製方法から選ぶ

 

農園内でも、精製方法の違いで風味に差がでます。精製方法による風味の違いと代表的な精製方法を簡単に解説します。

 

 

ナチュラル

コーヒー豆の果肉を付けたまま 乾燥させ、その後脱穀・精製する方法です。
果肉の風味が残り、個性が強くなる傾向があります。
欠点豆が混入しやすく、味のクリーンさが損なわれることもあります。

香り 品質 甘味 カップ ボディ

ウォシュド

最もポピュラーな精製方法です。 コーヒーの果肉を取り除き、水洗いなどでキレイにしたあとに乾燥させる方法です。
欠点豆の混入も防ぎ、味もクリーンになりますが、個性が弱くなる傾向もあります。

香り 品質 甘味 カップ ボディ

ハニープロセス

一部果肉を残し除去した後、乾燥させる方法です。個性が強く、甘みが増すと言われてます。
どの程度の果肉を残すかによって、 ホワイトハニー、イエローハニー、レッドハニー、ブラックハニー に分けられます。管理が難しいため、失敗すると味が濁ることもあります。

香り 品質 甘味 カップ ボディ

スマトラ式

インドネシアの一部地域で多く取り入れられている乾燥方法です。超短期間の乾燥によって、豆が水分を多く含有する状態で保存されます。独特の強いボディ感がでます。

香り 品質 甘味 カップ ボディ

デカフェ処理

コーヒー豆からカフェインの成分を除去する方法です。

いくつか方式はありますが、おすすめはウォータープロセスです。化学薬品を使わず、安全にカフェイン成分だけを除去します。豆の風味はそのまま残るため、体に優しくおいしいコーヒーが楽しめます。

 

 

最後に

コーヒー豆選びにおいて大切なのは、実は、鮮度です。
焙煎後、良い状態で飲むことができるのは3週間程度です。そして香りのピークは焙煎後3日目〜5日目くらいと言われています。
この最高の状態で飲むコーヒーは格別なものがあります。
是非、上記の選び方のチェックポイントと、焙煎からの鮮度を、意識してみてください。